すみっこでくらしたい。

日々のくらしをつらつらと。

就活の反省と入社1年未満で転職を決意した理由について

20代も半ばになり、周りもぼちぼち転職を考え出している今だからこそ自分自身の転職について振り返っておこうと思います。

 

f:id:jun-1005lamps:20180704211945j:plain

 

1年ほど前に書いた記事はこちら。
なんかめーっちゃざっくりと概要のみ書いています。

jun-1005lamps.hatenablog.com

 


今回はそもそも大学生の頃どんな就活をしていたのかということと、なぜ1年満たないうちに転職を考えたのかについて振り返ります。

 


◆就活について

一番の反省点は、就活を始めるもっと前からどんな仕事をしたいのかきちんと考えておくべきだったということ。
もっと早くから自分の将来と向き合って働くということについて考えるべきだった。
文学部は就職に弱いとか言うじゃないですか、あれは個人的に逆だと感じています。
文学部だから就職が難しいわけではなく、就職のことをあまり意識していない学生が文学部を選ぶんじゃないですかねぇ。完璧な持論ですが。
ちなみに例に漏れず私も文学部卒業です。
もちろん同期には某大手自動車メーカーに就職した子もいたりするので、学部どうこうではなく個人の問題だと思います。
考えてる子はちゃんと考えてる。

 

わたしはというと、特にやりたい職種も業種もなかったため、下記のような条件で企業をしぼって就活をしていました。


・中小企業よりは大企業(サークルの多くの先輩が名の通った企業に就職していて当時は自分も当然出来るものだと思っていた)
・年間休日120日以上で土日祝休み
・アルバイトでは出来ない仕事(接客業は避けて、営業とか企画とか)
・関西で働ける可能性が高そうなところ(全国に事務所があるところよりは、東京と大阪しか事務所がないところとか)
・興味が全くないものを扱わないところ(難しい工業的なものやら薬品やらその他もろもろ)

 

もともと趣味で音楽活動を何年もしていたこともあって、音楽系の企業もいくつか受けましたがやはり狭き門でした。。
音楽系以外には、食品、雑貨、印刷、教育などほんとに色々受けましたね。

就活をした約半年のハイライトとしては、
・第一志望だった某音楽系企業の最終面接で7人の役員に囲まれて軽く圧迫面接をされたことで泣いてしまい無事死亡。
・大企業の面接で出会った他の就活生の経験や世界を見据えたグローバルな発言に圧倒される。
・面接は場数を踏んで慣れたが、グループディスカッションでの上手い立ち回りがわからずそこから先に進めない。
・就活始めてすぐにエントリーした大企業の持ち駒が夏前にことごとくなくなり、あーもうどうにでもなれとやけくそになって応募した中小企業群で内定を3個いただき、その内の1社であるメーカーに決めたという感じですね。

 

この通りクソみたいな就活をしていました。
未だにグループディスカッションでの上手い立ち回りはわかりませんし、どういう戦い方をするのが正解だったのかもわかりません。

 


◆転職するに至った経緯について

そういった就活を経て就職をしたので、こんなつらい就活二度とするもんか!!!この会社にしがみついてやるんだ!!!と思っていました。
しかし早くもその半年後、転職を心に決めます。
早くここから脱出しなければやべぇと感じる出来事が起こるのです。

 

ある日、社長の元に本社の社員全員が集められました。
話の概要はこんな感じ。
・今年度の業績が今までにないくらいかなり悪いです!
・自社工場つぶします!
・人減らしたいから管理職リストラします!希望退職募ります!でも若手はやめさせません!

 

まず業績について。
これは今に始まったことじゃねぇだろうと。
少しずつ悪くなっていたものが、ついにどうしようもないラインを突破しただけじゃないのかと。
その証拠に、何年も前から銀行が常駐してましたやん。株価えらいことなってましたやん。
何も手を打たず、その事実から目を逸らし続けたからこうなったんでしょうがと思いましたね。

 

そして人員削減なんて一番簡単な経費削減じゃないですか。
それをやる前に事業のテコ入れだとかそういう選択はあるんじゃないんかと。
人を切らなければいけない事態なのに毎年毎年新卒を採用し続けていたこと、そして次の春に向けた採用活動を中止せず続けていることにも腹がたちました。
未来ある若者を未来のない会社が雇うな。

 

現状の業績はこういう状況だけども、こんな指針で立て直していきたいと考えています!そのために具体的にこういう施策で、こういうスケジュールで頑張っていきましょう!
とこれからの前向きなことが示されていたのなら、また違った気持ちになったのかもしれないけれど、そうはいきませんでした。

 

経営者陣に腹がたち、この会社に残る意味が見出せなかったわたしは社長の話を一通り聞き終わった時点で転職の意思を固めました。

 


今回のリストラにより入社以来可愛がってくれていた副部長が辞めさせられ、
他部署の優秀な先輩たちは希望退職を選びどんどん人がいなくなりました。
残ったのは仕事中永遠に株価を見ているおじさんや、ガチなネトゲをしているおじさん、愚痴ばかりで手を動かさないおばさんばかり。尊敬できる人は誰一人残りませんでした。

 

残ればこの会社に染まってしまう、あんな人たちのような大人になりたくない
そう思いながら毎日を過ごす中で、もう一つ大きな問題がありました。

 

それは、仕事がないということ。

 

多くの社会人の方々は何を言っているのかわからないと思いますが、わたしの部署には本当に仕事がありませんでした。
具体的に言うと、勤務時間が8時間だとすればその内7.5時間は何もやることがないんです。
2年目にならないと一人で営業には出させないという部署内の暗黙の了解があったため、新規開拓することも許されず、上司や先輩が営業に出ない日は着いていくこともできません。
何かお手伝いできることありませんか?と上司から事務の女性陣まで聞きに回る日々を過ごしていました。

 

やることがないってとってもつらいです。
今になって仕事がありすぎるつらさをしみじみ感じていますが、当時は毎日ただ定時が来るのを待っているつらさがありました。

 

そして仕事がないことの何がつらいって、経験者じゃないとつらさを分かってもらえないことです。
過労のつらさって想像でもある程度までは理解することができるじゃないですか。
でも仕事がないとだけ聞くと、楽っていいじゃん、なにもせずにお金がもらえるなんて夢のような話なのに、など言われることばかりで、違う会社で働いている友達には相談すらできなかったです。


毎日同じ時間の満員電車に乗って、今日はやることあるかな……定時まで何するんやろな……と考えながら会社に向かう毎日を続けるうちに、ある日突然電車の中でぼろぼろ涙が止まらなくなりました。

 

乗り換えの駅のトイレにこもってひたすら泣いて、涙が止まるのを待って冷静に考えた結果、これはやめないと本当にやばいのでは?という結論になりました。

 

そしてエージェントさんと面談をして、転職に向けて動き出すという流れになります。
第二新卒としての転職についてはまた別の記事にまとめますね。

 


以上がわたしの就活についてと、転職に至った経緯です。
前の会社のやべぇと感じたことはまだあったような気がしますが今日はこれくらいにしておいてやるよ………
わたしから言えることは、入社してしまった会社がやばいと思ったら逃げたってなんの問題もないということだけです。
なんとなく残るという選択ができるなら、頑張って逃げるという選択もできるはず。
心も身体も壊さないように自分を守ってくださいね!現場からは以上です!!

 

日本の若者の就職応援サイト「いい就職.com」

 

入社1年目の教科書/岩瀬大輔【1000円以上送料無料】

価格:1,543円
(2018/7/4 21:25時点)
感想(0件)

既卒、フリーター、第二新卒の就活はじめの一歩

価格:1,058円
(2018/7/4 21:28時点)
感想(0件)