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転勤で誰が幸せになるのか

総合職として企業に採用されている場合、「転勤」が付き物だと思います。

 

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わたし自身も新卒の就活をしていた時、全国転勤かどうかはかなり気になっていました。
生まれて大学生になるまで関西で、就職して急にどこか別の土地で暮らせるんだろうかという不安が大きくてですね。
母を一人にしてしまうというところも不安点ではありました。

 

なので、出来るだけ関西で働けそうな会社という条件を掲げながら就活をしていたわけですが、わたし以外にも転勤をしたくない!という方は多いんじゃないでしょうか。

その一方で「転勤族」だという方は現在も多数いらっしゃいますよね。
約三年を目安に部署や事務所が変わるという話を身の回りではよく聞きます。

 

私事ではあるんですが、この度彼氏が東京に転勤になりました。
彼とは大学時代から長い間付き合っていて、いつくらいに結婚しようかなんて話もしていました。
そのタイミングでの転勤。
聞いた時は正直血の気がひきました。

内示が出てから少し時間が経った今も、行ってほしくない気持ちに変わりはありませんが、現実として受け止めることができました。
具体的な結婚までのスケジュールを考えるきっかけにもなったので、それはそれでよかったのかなとも思っていますがね。

 

それでもやっぱり「転勤」という制度には納得できません。

生きるために仕事をしているのに、なぜ会社に生きる場所を決められないといけないんでしょうか。

我々会社員は働いた分のお金を会社からもらって生活をしていますが、それでも生活する場所まで指定されるべきではないと思います。

生活する場所が変わるということは、どんなに努力をしてもこれまで築いてきた人間関係や環境が少なからず変わってしまうということです。

●●に住んでみたい!環境を変えたい!と転勤を希望する場合は別ですが、この土地に腰を据えて働きたいと思っている社員にとっては転勤するメリットなどないですよね。


今回の彼の転勤は、東京の人員不足が理由です。
働き盛りの社員が辞めてしまうため、その穴埋めだそう。
穴埋めなら、誰でもいいなら、異動を希望してる社員を動かすか東京で採用活動をしてくださいと思うわけですよね。

今いる社員を転勤させるのは、新しい人を雇う経費削減のためなんでしょうかねぇ。

だとすると、転勤はほとんどの場合、会社側にしかメリットがないように思えます。

色んな仕事を経験させるために期待の社員を動かすという話も聞いたことがありますが、本人の意思がもっと大事にされる世の中になればいいのになぁ。

みんなが幸せに働ける世界になりますように。